ObsidianをCloudflare R2で同期する

2025-05-06


最近Obsidianでメモを取るようにしている。Notionだと取り回しがあんまりよくないなーと思って移行中。 複数端末で同期するやりかたがいくつかあったのだが、Cloudflare R2を経由して同期するようにしたので備忘録がてらメモ。

Obsidianを同期するプラグイン「Remotely Sync」

使用しているのは「Remotely Sync」。

S3と互換性のあるクラウドファイルストレージやその他いくつかのストレージサービスをサポートしている。

Supports:

  • Amazon S3 or S3-compatible (Cloudflare R2 / BackBlaze B2 / MinIO / ...)
  • Dropbox
  • OneDrive for personal (App Folder)
  • OneDrive for personal (Full) (PRO feature)
  • Google Drive (GDrive) (PRO feature)

※ READMEより一部抜粋

Gitを使って同期するプラグインや、fly.io x CouchDBで同期するプラグイン等もあったが、モバイルでも使える点やセットアップの容易さからRemotely Sync (with Cloudflare R2)を選択した。

Remotely SyncをCloudflare R2と使用する手順

まずはObsidianにRemotely Syncプラグインをインストール

Obsidianのコミュニティプラグイン検索でRemotely Syncを検索、インストールした画面のキャプチャ
コミュニティプラグインで検索すると出てくる。モバイルも同様。

次に、Cloudflare側でR2のバケットを作成する。 任意の名前でバケットを設定、細かい設定は好みだが「Public Access」は切っておく。作成が出来たら、「Settings > General」からLocationを控えておく。(APAC とかそういうやつ)

Cloudflare R2の設定画面のキャプチャ
これ

バケットが作成出来たら、Cloudflareダッシュボードの「R2 Object Storage > API > Manage API Tokens」からAPIキーを作成する。自分はUser API Tokensでオブジェクトの読み書き権限を付与した。

最後にRemotely Syncの設定画面を開いて、先程トークンを作成したときに表示された項目と、作成したバケット名、控えたLocationを入力して完了。

Remotely Syncの設定画面
値を埋めた画面

所感

割とサクッと設定出来たので嬉しい。たぶん無料枠に収まるのも嬉しい。 しばらく使ってみて様子見る。